こんちは。高村商事の高田です。
今回のテーマは「購入目的」について。
これは私自身の購入経験と、過去のお客様の体験談を基に、不動産売買の仲介業者目線で皆様にお伝えしたいと思います。買いたいけど何をどうしたら良いか分からない方、既に探し始めているけれども希望の物件が見つからない方も、この機会に見直しの意味でも最後までご覧いただけると幸いです。
☆マイホームが欲しい理由は?
まず考えていただきたいのは、「なぜマイホームが欲しいのか?」ということ。ご家族で深く考えてみたことはありますか?
家賃がもったいないから・・・
友人の影響で・・・
子供が生まれたから・・・
なんとなく・・・
それぞれ理由はユニークで、一人ひとりが異なる答えを持っていますが、お客様に理由を伺うとハッキリと答えられるかたは実は多くありません。コレ!といった正解は無いので最初は明確な答えが出ていなくても大丈夫です。
ここで大切なのは「自分が家を購入する目的」について深く考え、それに向き合うこと。目的が不明確なままでは、広大な海で迷子になってしまう船のように、目指すべき方向が定まらない状況に陥ってしまいます。
☆もっと良い物件…への欲望
マイホームの購入にあたり、自分たちの基準・中心となる要素が明確であるか否かは大きな違いが出ます。内覧を始めると、まず間違いなくお客様の多くが「もっとこれが欲しい!」「あれが必要だ!」という欲求にかられます。
高額な買い物であることが更にその欲求を加速させ、結果として理想に叶わない物件を追い続け、最後には満足する物件が見つからない・・という事態に陥る人を何度も見てきました。それに対して、目的を明確に持ち、自分の基準を設定している人は、途中で方向を見失っても、自身で軌道修正を行いながら進むことができます。
☆目的を持つことのメリット
目的を明確にすることで得られるメリットは以下の通りです。
1,物件選定の判断が迅速になる
2,軌道修正が可能となる
3,不動産業者と共有することにより、より自分に合った提案を受けられる
高額な住宅購入には慎重さが求められますが、一方で決断のスピードを求められることも多々あります。「物件が無くなってしまいますよ!」という言葉は一度は聞いたことあるのではないでしょうか。じっくり考える時間・余裕があればよいですが、他とのスピード競争であることは事実であり、大抵の場合は迅速な決断が必要となるため、目的がハッキリしていることで判断しやすくなるのは間違いありません。更に、目的を不動産仲介業者と共有することで、より具体的な提案を受けられやすいです。これはマイホームを探す際の大きな助けとなります。
☆まとめ
是非、この機会に住宅購入の『目的』を確認してみてください。住まい探しの第一歩はそこから始めましょう。購入は大きな決断ですが、その決断を支えるモノがあることで、不安を乗り越え、しあわせなマイホームを見つけることができます。
皆さんが自身の目的を明確にし、その目指すマイホームへと一歩ずつ進んでいけることを、私たちは全力で応援いたします。