相模鉄道は2024年4月26日、鉄道事業に総額94億円を計上し、海老名駅の改良工事を進めるとしました!初期の予定では2020年に完成する予定でしたが、架設鉄骨の不具合によりスケジュールは遅れ、現在の計画では2026年度末に完全完成を見込んでいます。
このプロジェクトの主目的は、利用者の利便性向上と駅の混雑緩和です。改良工事により、駅舎は地上3階建てになり、新たに橋上駅舎が建設されます。改札口は1階南口に加え、2階には北口と南口が新設されることにより、アクセスの選択肢が増え、利用者の流れがよりスムーズになる見込みです。
途中段階として、2023年3月25日に北口改札がOPENしています。(参考:相鉄ニュース)
2025年上期には新設される2階中央改札口が供用開始される予定です。
改良工事には商業施設や保育施設も含まれ、地域コミュニティへの貢献と利便性向上を図ると同時に、さらに、ホームには可動式のホームドアを設置することで安全性も高められる見込みです。
デザイン面では、「デザインブランドアッププロジェクト」の一環として、濃いグレーを主色とし、鉄やレンガ、ガラスを使った内装が計画されています。これにより、駅自体が地域のランドマークとしての役割も果たすことが期待されます。
【今後の工事スケジュール(予定)】
・2025 年上期 中央改札口(2階部分)供用開始、中央改札口(1階部分)本設位置へ移設
・2026 年上期 可動式ホーム柵の供用開始
・2026 年度末 連絡通路の供用開始
この改良工事により、海老名駅を利用する人々にとっての利便性と快適性の向上を意味します。完成すれば、海老名駅はより使いやすく、アクセスしやすい交通のハブとなり、周辺地域の不動産価値や魅力も高まることでしょう。
この改良工事が地域全体の発展に寄与する重要な一歩となることを期待しましょう!